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AngelBeats! 第α話 (TV未放送・特別篇) 『Stairway to Heaven』

アニメ AngelBeats! 第α話 (TV未放送・特別篇) 『Stairway to Heaven』

遊佐ゆさ視点の記事です

【この瞬間を楽しもう】
 楽しまないというのはよくないことだ。
辛いことからいったん目を背けてでも、今をちゃんと楽しむべきだ。
 例えば、家庭の中に楽しまない人がたった一人いるだけで、
誰かが鬱々としているだけで、家庭はどんよりと暗く不快な場所になってしまう。
もちろん、グループや組織においても同じようになるものだ。
 できるだけ幸福に生きよう。その為にも、とりあえず今は楽しもう。
素直に笑い、この瞬間を全身で楽しんでおこう。


                                             (『悦ばしき知識』 ニーチェ)
【天国への階段(通路)】
それはとあるオペレーション会議での出来事。
ゆりっぺさんが突如として言い放った悪魔の一言から 『死んだ世界戦線(SSS)』 の
歴史上で唯一無慈悲なオペレーションが始まりました。
名付けて 『オペレーション ハイテンションシンドローム』 だそうです。
日本語訳をすると、激しい緊張状態症候群。
ネーミングは実に狂妄らしいもので、オペレーション内容はこれから述べていきますが、
それは凄惨たるものだったのです。
今回のミッションの参加者はゆりっぺさん以外のSSSのメンバーたち全員。
何故かオペレーターの私も含まれているのは意外だったでしょうか…。
まぁ、私にもたまには活躍させてもらう舞台が無いと存在感がなくなっちゃいますから
良しといたしましょう。

さて、オペレーションの内容ですが、本当は中身が無いといっても過言ではありません。
理由は簡単です。 一言で言えてしまうから。
『午前9時から午後9時までの12時間もの間、ハイテンションを維持し続けること』
概要はこんな感じですが、真の目的は天使に対するカムフラージュ作戦です。
天使に我々SSSのメンバーがあたかも学園生活を満喫しているかのように見せて神への道を開くこと。
もちろん、ハイテンションを演技で装う訳ですから、死んだ世界から我々は消えたりしません。
ハイテンションで過ごすこと=学園生活の満喫、学園生活の満喫=成仏しないSSSのメンバーたち、
成仏しないSSSのメンバーたち=異常な事態、異常な事態=天使の戸惑い、
天使の戸惑い=天使から神への報告、天使から神への報告=SSSが神へと導かれる・・・
という流れとを狙っているわけです。
私は冷静に判断した結果、これは無謀で意味の無い作戦になるんではないかと考えました。
けど、オペレーションを考案して、これから実行に移そうとしているゆりっぺさんには
何を言っても聞いてくれないでしょう。
だから、私はあくまで冷静に傍観者として装うようにいたしました。
・・・これは、ゆりっぺさんには内緒です。

そういえば、このオペレーションの真骨頂がありました。
私としてはゆりっぺさんの真骨頂とでもいうべきでしょうか。
『オペレーション ハイテンションシンドローム』 が失敗した場合、
SSSのメンバー全員、『一週間断食』 という罰ゲームが待ち受けていたのですから。
貴方は悪魔です、私がエクソシスト (悪魔払い) となって倒したいところです。
・・・が、私は単なる戦況を見届けるオペレーターであって、そんな力はありません。
さぁ、地獄の物語がこれから幕を開けます。
皆さん、どうぞ・・・このゲームをお楽しみください。


〔オペレーション ハイテンションシンドローム ?SSSメンバーの軌跡?〕
 ■藤巻さん&TKさん&大山さん
  ・食堂の大好物をたらふく平らげ満足満腹のご様子
   → いっそ、お菓子の国に行ってみてはいかがでしょう?
     TKさんだけ満足とまではいかなかったようです。
    途中でTKさんは腹痛を訴え、トイレに駆け出し、やがてトイレから出てくると
    やつれて青ざめた表情をしていて非常に苦しいことを物語っていました
    魔法のお菓子の国の犠牲者となったようです。

 ■GIRLS DEAD MONSTER (ガルデモ) の皆さん
  ・バンドで無理矢理盛り上げ大賛歌で満足気分のご様子
   → ヴォーカルのユイさんを筆頭に盛り上がりますが、ひさ子さんだけは
    乗り気にならず。 しかし、一週間断食という悪魔の言葉には流石のひさ子さんも
    勝てず、断固阻止しようと本来のひさ子さんではあり得ないハイテンションを
    目の当たりにして私としては大満足でした。


 ■音無さん&日向さん&野田さん&高松さん&松下さん
  ・規則正しい学園生活で今まで拒んでいた授業をきちんと受け、
   掃除を進んで行い、放課後にはキャッチボールを予定とした清純な生活を
   送って大満足ハイテンションのご様子
   → 結局、最初からキャッチボールを予定するも天使に見つかり規則正しく
    授業を受け、掃除もすることになったんですよね。
    仕舞いにはキャッチボールはガルデモメンバーとのやり取りで中止に至る訳ですが…。

 ■終焉
  ・運動会
   → 日向さん率いる野球軍団とユイさん率いるガルデモメンバーとの校庭の敷地争い
    を誰も鎮めることができなかったのですが、音無さんの鶴の一声で鎮まりました。
    はしゃぐ=学校の行事の運動会と結びつけた音無さんの発想は見事でした。
    皆は賛同し、運動会を催すことになったのです。
    ちなみに大騒ぎになった関係でNPCも何人か集まり、参加することになりました。
    リレー競走、棒倒し、玉入れ、組体操、パン食い競争、応援合戦 (ひさ子さんが笑っている…)
    と順調に競技が繰り広げられました。


さて、ここまでの戦況を一度、ゆりっぺさんに報告いたしましょう。
「こちら物凄い盛り上がりを見せています。 天使の方はどうでしょう?
呼んでみましょう。 ゆりっぺさ???ん?」
「はい♪ こちら中継のゆりっぺで???す♪・・・・・・って何やらせんのよッ!!!
・・・貴方もそれなりにハイテンションな訳ね・・・」

私はノリノリですよ、ゆりっぺさん。
本当に悪魔のような方ですが、面白い方ですね?。
私のハイテンションに乗ってくれるなんて早々いませんよ?

ところで、天使の状況はゆりっぺさんによると生徒会室でどうやら議論を交わしている様子だそうです。
もう少しで終わるということですが、どうなることでしょうか。

そうそう、椎名さんはというと、オペレーションが始まった時から独りで体育倉庫にて
猫のぬいぐるみを目にも止まらぬ速さで裁縫をしていました。
そんな時、NPCの男子生徒が体育倉庫からライン引きの器具を持ち出した際、椎名さん特製の
猫のぬいぐるみ一個が絡まり、そのままライン引きごと持って行ってしまいました。
椎名さんはその際、気づかなかったようです。

空はすっかり夕焼け色から闇色へと染まり、夜空へと転変していました。
運動会はいよいよ最終競技へと突入しました。
最終競技はハチマキを奪い合う騎馬戦。
男も女も差別無しの戦国合戦の模様です。
先ほどの椎名さんの猫のぬいぐるみは藤巻さんが誰よりも多くハチマキを多く取り、
かつ大将である威厳を象徴する為にハチマキで止め、額につけていました。
互いに睨み合い静寂の瞬間が流れたその直後、戦闘の火蓋が切られました。
闘争心剥き出しのSSSメンバーはもはや獣と化していました。
そんな中、一人ゆりっぺさんは校舎の教室の窓から高みの見物をしていました。
「んっふふ♪ 今まさに隣の生徒会室でこの光景を前に、彼女は疑問を抱いているはず。
あれだけ溌剌とした彼らを見て、何故消えないのかと。完璧だわ・・・完璧すぎる・・・
オペレーション ハイテンションシンドローム!
ふっ・・・ふふっ・・・んっふふ・・・ア?ハッハッハッハッハッハッハ・・・」
すかさず私は悪魔に制裁の雷を放ちました。
「お前が悪役かッ!」
「・・・ハイテンションな突っ込みをありがとう・・・」

その時でした。
ゆりっぺさんも気づいたようですが、人技ならぬ猛追のスピードで駆け巡る椎名さんが
藤巻さん目がけ忍者刀を手に突撃しました。
もはや神業としか言いようの無い椎名さんの行動に誰も追いつけるものはいませんでした。
藤巻さんのハチマキは忍者刀で切られ、猫のぬいぐるみは椎名さんが奪いました。
どうやら猫のぬいぐるみの在庫確認で一個足りないことに気づいたからの行動でしょう。
周辺で争っていた兵たちはその襲撃に巻き込まれ、全員倒れてしまいました。
ゆりっぺさんは台無しだと嘆いていましたが、どうやら事態は思わぬ方向へと向かい始めました。

議論もまだ終わっていないにも拘わらず、生徒会室から出てきた天使が校庭へと歩み、
猫のぬいぐるみを持った椎名さんと向かい合ったのです。
天使が椎名さんに告げます。
「貴方たち、何てことをしてくれたの?」
「これを見ろ」
「・・・それは?」
「キュ???????????????????トォッ!!!!!!!!!!」
「アホだ・・・」 とゆりっぺさん。
「・・・戦意は無し・・・か。 ・・・何と報告したものか・・・」

椎名さんのキュート発言で事態は一度収拾し、一同は天使に勘繰られずに済んだのでした。
しかし、ここはゆりっぺさんもアホと言いますか・・・ゆりっぺさんは報告という言葉に
反応してしまったのです。
そう、報告すなわち神への報告と誤解してしまったのです。
単なる生徒会への報告だと私は思ったのですが、此度のオペレーションの起案者は早々
そこまでの考えまでには至らなかったようです。

ゆりっぺさんはのたれ死んでいるSSSメンバーを叩き起こし、一同で天使の後を追いました。
天使は今は閉鎖中の医局へと入り、ゆりっぺさんたちも知らない地下道へと進んでいきました。
地下道の奥には学校の施設とは思えない西洋の城のような扉があり、天使は何やらパスワードを
打ち込み、扉を開けたようでした。
天使はそのまま扉の先へと入るのをきっかけに、門がだんだんと閉じられていくその扉へ
ゆりっぺさんたちは足早に向かい、突入に成功しました。
すると、中は・・・神の領域が展開されて・・・。
そんな展開はありませんでした。
何とそこには天使が大切に食物を育てている温室があったのです。
園芸部という看板が立てられていて、どうやら天使が廃部になった園芸部の栽培を
引き継いで株を育てていた模様です。
水耕栽培という方法で育てられており、食物は天使が望むようなキュートなものへと
成長していました。
天使がここへ来た目的は意外なものでした。
大切に育てていた株の様子が気になって生徒会室から抜け出した、とのことです。
それで天使は生徒会にどういったキュートな言葉でごまかしたらいいか
悩んでいたそうです。
扉のパスワードの謎は単純でテンキーボタンのパネルではなく、ただの計算機が
置かれており、天使は園芸部の予算を試算する為にいじっていたとのこと。
さぁ、ゆりっぺさん・・・最後の悪魔化ですね。

「・・・今より死んだ世界戦線は・・・・・・一週間断食ィィィィィィィィィ?????!!!!!」

私もですよね・・・はぁ。
ゆりっぺさんは除外なんですよね・・・デビルゆりっぺめ。

一週間後、SSSメンバーは飢えに苦しみながら生き長らえていました。
しかし、ピークもピーク。
ガルデモメンバーも壊れた人形のように全滅し、残すところは・・・ゆりっぺさん一人のみ。
「ぷはぁ??♪ 別に死にはしないわよ♪」
のうのうと水を飲み干すゆりっぺさんのみ、残っています。
「やはり悪役はゆりっぺさんが一番お似合いですよ・・・」
最期にゆりっぺさんに今の一言を報告し終え、廊下に横たわっていた私もまた
人形が壊れたかのように生気を無くし、息を引き取りました。
まぁ、死んだ世界なので死んでも蘇りますが…。

これは、ゆりっぺさんが仕組んだ悪魔のオペレーションだったのです。

―――Devil beats.悪魔は喜びながらドキドキする―――

BAD END



感想
第13話のCパート部分に引き続き、TV未放送話の記事も完成しました!
気合い入れて書きましたぜ!
さて、まさかのBAD ENDなギャグ回をありがとう。
久しぶりに楽しませていただきました。
シリアス無しというのもたまには良いですね。
時系列としては岩沢が消えた直後くらいでしょうか。
ニーチェの言葉通り、SSSメンバーは全員楽しんでいる模様です。
岩沢が現実世界に逝ってしまったことがきっかけでどんよりとなる
空気ですが、今回のお話は喜びを象徴するかのように表現されておりました。

それにしても今回は遊佐が大活躍でしたね、ある意味!
彼女の突っ込みがこのお話を盛り上げていたかもしれません。
さて、第二期はいつになるやら。(冗談)
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[ 2010/12/23 ] Angel Beats!【終】 | TB(0) | CM(0)

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