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AngelBeats! 第12話 『Knockin' on heaven's door』

アニメ AngelBeats! 第12話 『Knockin' on heaven's door』

※『Angel Player』 のプログラマーとゆり視点の記事です(一部オリジナル)

【ずっと愛せるか】
 行為は約束できるものだ。しかし、感覚は約束できない。
なぜなら、感覚は意思の力では動かないものだからだ。
 よって、永遠に愛するということは約束できないように見える。
しかし、愛は感覚だけではない。愛の本質は、愛するという行為そのものであるからだ。

                                                   
                                                    (『人間的な、あまりに人間的な』 ニーチェ)
【天国への扉を叩く】
かつて、死んだ世界で一人の男性が一人の女性と暮らしていました。
その女性は愛を知り、独り死んだ世界から飛び去って逝ってしまいました。
彼は彼女にもう一度、逢えるようにと願いながら、独りずっと死んだ世界で待ち続けました。
しかし、一向に彼は彼女に逢えません。
残酷なことに限りの無い時間が存在する世界でさえ、彼は彼女に逢うという願望を叶えることが難しかったのです。
やがて、彼は無限に続くその精神的苦痛に耐えられなくなり、自らを解放する為にNPC化を図りました。
死んだ世界に愛が芽生えたら・・・という仮定を基に彼はプログラムを組み、その仮定が証明された場合は
NPC化へと導く影を発現させ、死んだ世界の“在るべき姿”を求めました。
意思を持たない存在であるNPCになることにより、彼は自らの苦痛を忘れようとしていたのです。

彼は、『Angel Player』 というソフトを創りました。
それは、死んだ世界の原理を作成・改変できるという、まさに神格に相応しいプログラムでした。
彼がそのソフトを創った目的は解りません。
もしかすると、彼は彼女と過ごした世界を“現実の世界のように”視せる為に、過ごせるように
と願い、叶える為に創ったのかもしれません。
死んだ世界は“卒業していくべき場所”と理解を示していた彼ですが、その世界から彼女が居なくなって
しまったことに気づくと、再び逢いたいという欲求が生まれ、彼女と再び逢うまでは死んだ世界に
残り続けるという一種の残留思念が彼を駆り立て、 『Angel Player』 のプログラムに
その命令をも組み込んでしまったのかもしれません。
結局、彼は彼女に逢えず、その苦しみから抜け出す方法だけを考えていました。
その流浪の果ては、あまりにも皮肉なものでした。
稀に誰かの為に生き、報われた人生を送った者が記憶喪失で迷い込んでくることがあります。
それが、彼だったのです。
彼の苦しみの旅の終着点は、プログラムのバグだったのです。
自らのバグに気づいた彼は、すぐさま 『Angel Player』 プログラムを修正し、
影を利用して“初期化”を施しました。
初期化、つまり、彼自身の彼自身による彼自身の為のNPC化でした。
それこそが、苦しみからの解放だったのです。
言い換えれば、『死んだ世界に愛は必要ない。愛が芽生えたのならばNPC化してしまえ』 と
命令を実行させたも同然でした。
『Angel Player』 の開発者がそのソフトのバグと化し、自らのバグを修正するに至り、
死んだ世界の原理をさらに改変してしまったのです。

今もなお、彼はNPCになって彼女を待ち続けています。

----------------------------------------------------------------------------------------------

だから、彼の旅はまだ終わっていません。
願わくば、彼の旅を終わらせるように助けてあげてください。
今の貴方なら、それもできるはずです。
しかしながら、貴方の“意志”の基に成り立つ世界でもあります。
貴方が今まで製造した物と同じように。
世界をどう変えるかは、貴方次第です。
私には貴方に命令する決定権はありません。
貴方の選ぶ道を進んでください。
無限に続く時間の中で、後悔の無い選択をしてください。
選択する時間は無限にあっても、選択する行為自体は一回限りなのです。
貴方の望むがままに。
最善なる選択を。


私は、今までSSSの皆を護る為に死んだ世界と闘ってきた。
全てのマシンを今すぐ止めなさい



本当にいいんですか? 時間はたっぷりあります。
有限ではない無限の時間があるのです。考えましたか?



人間の人生は有限よ! 常に一刻を争う道を歩んでいるの!
1秒だって無駄に出来ない時だってある! 今の私には迷いが無い!



・・・そうですか。いい夢を見れた気がします。マスターもきっと許してくれることでしょう。
貴方みたいな“人間”の手で世界が変わるところを観れるのですから・・・



・・・そう言ってもらえて嬉しいわ。じゃあね。開発者には悪いけど、壊させてもらうわ


私の目的は達成された。
SSSの皆はこれで救われたはずだ。
音無君の意向が皆に伝わっているから、今頃はもう・・・。
そして、私も・・・。

―――もう、独りで苦しまなくていいんだよ? 今までありがとう! 長い間、おつかれさま! おねえちゃん♪―――

あぁ、私の想いが昇華されていく。
弟妹きょうだいたちへの想いとSSSの皆への想いの間隙がちょうど緩和された感覚だ。
どうやら、私の中で解読不能だった式の答えがようやく導き出せたようだ。
弟妹たち=SSSの皆という“答え”が。
思い残すことは・・・もう無い。
あの子たちも許してくれたから・・・。
この時、私は初めて“一人の女の子”になって、大いに泣き叫んだ。

『Brave Song』 (勇敢で恐れない唄)

今まで怖かった・・・、辛かったよぉ・・・。うわぁぁ???ん!!!

さようなら、私の・・・たった一つの人生。
さようなら・・・、みんな。


目を開けると、そこは“ありえない日常”が待っていた。
え・・・奏ちゃん・・・?
それに、音無君、日向君、直井君も・・・。
どうして・・・???
ここは、死んだ世界の保健室。
そこにあるベッドで寝ている私。
これは、夢か?
でも、目の前の光景は・・・まるで、私を待っていてくれていたかのような温かい眼差しがあった。
ずっと私を愛してくれていたかのように。

『おかえり! ゆりっぺ!』

そう、聴こえたような気がした。


(終)

【感想】
これまた死んだ世界の原理が難しいです。  
私なりに解釈してみましたが、いかがでしょうか?
『Angel Player』 の開発者およびプログラマーは誰なのか、真意は?と謎ばかりです。
しかし、プログラマーとして候補にあげるとすれば・・・音無 結弦でしょうか・・・。
彼が待っていたのは音無 初音で、自らの残留思念がバグになってしまった、と。
そうなると、『Angel Player』 を開発した意図が見えてこない。
そして、結弦と初音が居た死んだ世界って・・・どうなのでしょう。
二人の慈しみ合う心という名の愛があったのは間違いありませんが、訳が解らなくなってきますw
いっそ、『Angel Player』 のプレイヤーになって解明したいです。(ゲーム化の予感・・・?)


第12話 『Knockin' on heaven's door』 (動画)

次回 第13話(最終回) 『Graduation
 ⇒ 卒業式。世界の旅が・・・終わりを告げる・・・。
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[ 2010/06/19 ] Angel Beats!【終】 | TB(12) | CM(1)

君以外の人はどうでも良かったのに、どうしてその君だけがいなくなっちゃうんだろう

音無みたいな誰かが、この世界に迷い込みました。
その誰かは、この世界で大切な人を見つけました。それが《彼女》でした
しかし《彼女》は誰かを置いていきました。そこで誰かが選んだのは、待つことでした

置いて行かれることも、待つことも、とても辛いことでした。
だから誰かさんは、その悲しみを忘れました。影に包まれ日常に埋もれ。
さらに誰かさんは自分以外にもそんな出来事が起こったときのために、置き土産を残しました。
愛しさに囚われこの世界に閉ざされることが無いように、一人の悲しさを忘れられるように。

rain song みたいなことがあったんだろう、一人は寂しいよ
《彼女》はもういないのに、その思いを抱えたまま
置いて行かれた誰かは、ずっとその欠落を抱えたま。奇跡のような再会は未だ来ない
忘れることが出来たなら、生きることはもっと容易くて。けれど叶わなくて
自分だけでなく、ここに来たみんながそうだと思ったから、忘却の式を作った。


大切な人を亡くした人の唄
音無は活きることにした。直井は代わりになった。
日向は見つけ出すことにした。それが例え奇跡のような確率でも。
ゆりは姉妹だけを大切に想おうとした。
けれど《楽園》のような、SSSで過ごした日々で、大切なものが増えていた
それを認めるのに、側に行くのに随分と長い時間がかかってしまったけれど
(だから、素直に楽しめなかったから、釣りの時いなくなったのかな)
思わず満たされそうに、最高に心地好くなっていく。でも、まだだ。
大切な仲間を残していけない。楽しかったな、毎日が文化祭みたいで
Shine Days に別れを告げよう、あり得なかった青春に終わりを告げよう。
さあ、卒業式を始めましょう?

そんなゆりっぺさんがずっとこの世界にいることを選ばなかったのは、
大切な仲間のため、帰ってやらなきゃならないバカたちが待ってるから。かな
姉妹にまた会いたくなったって気持ちも、少しはあったのかもね ではでは
[ 2010/06/20 17:48 ] [ 編集 ]

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