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エル・カザド 第14話 『メイプルリーフ』

?アニメ エル・カザド 第14話 『メイプルリーフ』 について?

【 創られた世界 ?人が生み出した悲劇? 】
研究だけに生きる者と、その生贄となる検体となるだけの者が居る。
両者は一つの人生だけを歩み、また、一つの?運命?しか携えていなかった。

だが、時間という?瞬間?が両者の運命を少しずつ変え、各々の一つの道を複数に分岐させた。
それは、両者にとっての?幸福?となる世界となり、?愛情?で埋め尽くされた世界となった。

ところが、もう一人の世界は変わらなかった。
常に??という一つの道の中を歩み、一つの?絶対的運命?に従う者。
その者は、かの両者の運命を我が?手中?に収め、両者の世界を?創造?によって牛耳り、自らの世界に書き換えていた。

これが、真実。
『 真実とは、一つの事実によって存在している。 』 (By 無限)

【 今回だけ登場した哲学的言葉 】


『 人間の運命は人間の手中にある 』 (ジャン・ポール・サルトル)
『 時間は存在しない。 存在するのは瞬間だけである 』 (レーヴ・ニコラエヴィチ・トルストイ)
『 人は、障害に向き合った時、自らを発見する 』 (アントローヌ・サン・テグジュペリ)
『 愛情にはひとつの法則しかない。 それは愛する人を幸福にすることだ 』
(マリ・アンリ・ベール 〔スタンダール〕 )
『 人生は複雑ではない。 私たちの方が複雑だ。
人生は単純で、単純であることが正しいことなのだ 』 (オスカー・ワイルド)



【 ハインツとエリス ?単純な人生と複雑な人間? 】

検体から彼女へ。
呼称を変えたハインツは??も変わっていく。
だが、それはローゼンバーグの単なる?思惑?の一部に過ぎなかった。

そのきっかけは、ローゼンバーグがハインツに勧めた?クマのぬいぐるみ?をエリスに捧げるというものだった。
エリスは?検査?に毎回、嫌気をさすようになったが為に、ローゼンバーグが?人の心?を利用した巧みな計画を
遂行したのである。
ハインツはクマのぬいぐるみをエリスに渡すと、エリスは大層、気に入り、それを大事に抱えながら嫌がる検査へと
立ち向かっていった。
人の運命をこうも簡単に創り上げてしまう男、ローゼンバーグ。
その力は、彼の後ろ盾に何か強大なモノが潜んでいるが所以ゆえんであるのかもしれない。

次なるステップ。
エリスの大切なハインツからの贈り物をローゼンバーグはズタズタに引き裂いた。
これは、ハインツがエリスに情を移し、研究材料だったエリスを?人としての彼女?として扱うようになったのが
きっかけである。
そして、ハインツはエリスが?魔女?ではないと、実験結果で判断したからである。
ズタズタに引き裂かれたクマのぬいぐるみを見たエリスは、?酷い?という言葉を使い、?魔女の能力?を発動させた。
歯止めが利かなくなったエリスの能力に、ハインツは驚愕し、彼女を必死に抱きとめて、その能力を停止させた。
これこそが、ローゼンバーグによる魔女復活の鍵。
ハインツはエリスを?魔女という名の悪魔(マクスウェルの悪魔)?と認定し、再び、エリスを?検体?として
扱うようになった。

更なるステップ。
エリスを検体と再認識したハインツだったが、それはローゼンバーグへのカモフラージュでもあった。
ハインツはエリスを?独り占め?にしたいが為に、行った博打的な作戦だった。
だが、ローゼンバーグは全てを見抜き、ハインツの元から去った後、彼は?後悔する?と意味深めいたことを呟いた。
一方、ハインツはエリスを?検体?として人生を歩ませるのではなく、?一人の人間?として人生を歩ませようと
決心した。
ハインツとエリス、二人だけの時間。
静かな湖が佇む自然豊かな森の世界で、二人は幸せな時間を過ごす。
だが、ハインツはその幸せな瞬間の後、検査をするとエリスに示唆した。
それを聞いたエリスは寂しく、苦しそうな顔をした為、ハインツは戸惑いを隠せなかった。
そう、今の彼は研究者としての博士ではない、一人の??のような存在の博士であった・・・。

検査を嫌がるエリスに、歯止めが利かなくなった為、ハインツは最後の決意をする。
?今後、二度と(検査を)やらない?。(第4話 『狙う女』 参照
ハインツとエリスは、お互いに?永遠なる約束?を共に誓った。
そして、二人の関係は・・・、?禁断の恋?へと発展し、
二人の二人による二人の為の安寧なる生活を送ることになる・・・・・・・・・・・・・・・・・・はずだった。


『 どうやら、闇に光が差し込んできたようですし・・・・・・少しばかり。 』 (ローゼンバーグ)
『 独り占めですか、博士? ・・・・・・・・・後悔しますよ? 』 (ローゼンバーグ)


エリスの能力を目覚めさせた張本人は、闇の中の闇の奥深くにある?絶対暗黒の世界?で生きている・・・。

【 絶対的運命の終焉 ?一つの世界が終わる時、始まる時? 】

最期の段階・・・。
ハインツとエリスの二人だけの時間、最高の時間、祝祭日。
ハインツに自らの想い、?好き?であると伝えたエリスは、ある贈り物を彼にプレゼントした。
ハインツはそんなエリスに心を打たれ、彼女を受け容れ、共に?生きていく想い?を彼女に告げた。
研究を捨て、自らの全てを投げ出してでも、彼女と一緒に生きていく・・・、そんな?純粋な想い?は彼を一人の人間として
女神は受け容れてくれていた・・・。

それが、最期の晩餐・・・。
二人の温もりは、?一つの銃声?によってかき消されてしまった。
暗黒に満ちた銃弾は?エリスからの贈り物?ごと、ハインツを貫いていた・・・。
ハインツの身体からは紅い血が流れ出し、まるで?メイプルリーフのような紅葉色?を帯びていた・・・。

絶対的運命の・・・、人の紡ぎ出した世界・・・、それの終焉。
一つの世界が終わり、一つの世界が新たに動き出す。
新たなる世界では、ハインツの無念を晴らすが為の如く、?ナディ?という跳ね馬が後に誕生する・・・。


【 ローゼンバーグは、一枚のメイプルリーフを踏み潰してから
二人の最後の世界を見届けた・・・。 】

『 ・・・・・・・・・ありがとう、エリス・・・・・・・・・。 』 (ハインツ)


【 メイプルリーフ ?かえでの葉? 】
運命の刻限は、?メイプルリーフ(楓の葉)?が舞い落ちる季節。 夕刻の秋。
一枚の楓の葉が示すのは、サンクス・ギビングという名の感謝祭。
ハインツはとっておきの七面鳥を、エリスはとっておきの贈り物を・・・。
これは、ハインツとエリスの人生で初めてのパーティーでもあり、初めての祝日でもあった。
お互いに穏やかな人生を実感できた、そんな?瞬間?でもあった・・・。

だが、それだけではなかった。
一枚の楓の葉には、エリスに秘められた想いとハインツの死への暗示が含まれていたからだ。

メイプルリーフ・・・。
夕日が差す窓際に、彼の為に彼女が創りし?雪ダルマの眼鏡?と共に、それは置かれていた。
その二つは、エリスからハインツへの?大切な贈り物(プレゼント)?であることを物語っているようだった・・・。


『 (・・・・・・・・・博士、好きだよ・・・・・・・・・。) 』 (エリス)


【 彼はメイプルリーフのように命を舞い散らせ、
彼女はメイプルリーフのように人としての心を舞い散らせていった・・・。 】

(終)

<感想>
最後のエリスの言葉はオリジナルです。(笑)
やっぱり、銃弾による殺害でしたか・・・。
今回は素直に感動。 劇中の最後に出た?メイプルリーフ(楓の葉)?と?エリスが創った博士の眼鏡?が並べられていたのが
何とも言えません。
その後のエリスは周知の事実の通りですね。
ローゼンバーグ、この存在は一筋縄では行きませんね・・・。
最後、あれはローゼンバーグ自らが引き金を引いたのですかね・・・。 (殺し屋の可能性もあるが、ここは違うかも?)
最後の?悪しきケジメ?は自分で!ってやつで。(ぇ
そういえば、人間らしいエリスが良かったです・・・、告白するときに頬を赤らめた所など、最高でした!
しかし、あの金色の置物は一体、何だったのか・・・。 第一話目から気になっていましたが、まだ解明されませんでした;
ローゼンバークが絡んでいるのは推測していますが・・・。
まさか、あれはエリスの贈り物で、ローゼンバーグが仕組んだこと・・・とか?(それはないか)
ところで、あの感動の挿入歌に一目惚れ。 サントラ収録なのかな・・・、だとしたら、買おう・・・。

次回タイトルは、 『 逆らう女 』 です。
『 逆らう女 』
あ?、拍手は自分で押して頑張った分を癒すとするか!w

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静観者のような、傍観者のような。

>観鳥さん
コメントどうもです!!

 >この作品の家族らは、みんな片親みたいなモノだから、一人で双方の役割をこなす
程度の差あれど
  言われてみれば、そうかもしれませんねw
  まぁ、人間は複雑ってことで。(ぇ

 >天然で恐ろしい子
  全くもって同感です。
  あのエリスだからこそ、ハインツは惹かれていったのでしょう。
  そして、彼女は検体で、心の交流がぎこちないものだったからこそ、為しえたことだと思います。
  エリスの年齢って一体・・・。(爆)

 >激情の制御
  距離を置いた、というのはローゼンバーグの企みなんでしょうね。
  彼は全てを知っていた上で、わざわざあんなことをした、と読んでいます。
  だからこそ、彼は静観者、傍観者のような役割を演じたのかもしれません。
  あの、哲学的な言葉にもあるようにw

 >《喪失の危機は、本当の想いに気づかせる、深淵からの囁きでもある》
  これが、人間の儚さというやつですか。
  だから、儚いってやつは〝人の夢〟なんですかね。
  本当の想いって、現実世界での〝夢〟なのかもしれませんね。 
[ 2007/07/08 21:16 ] [ 編集 ]

近くに居たから、思いを寄せた。遠くにいたから、壊せた。

ああ、この作品の家族らは、みんな片親みたいなモノだから、一人で双方の役割をこなす
程度の差あれど、そんな人が多いんだな。でも・・・いや、いいや。

“検体"そう呼び直そうと、一度 “彼女"と呼び“小さなこども”としてのエリスに出会い
感情や関心を向けながら側に居続けたんだ。これは結構大きい。もう、囚われた
何らかの目的を持ってエリスの側に居続けたモノが、いつのまにか、彼女を護るモノに成っている
年上キラーというか、防衛本能?いや、生存本能の表れか?ま、つまり天然で恐ろしい子って、な

魔術を使うモノに必要な要素の一つとして時に“激情の制御”が挙げられる
それに、多くの場合、強い感情は力の発現の鍵になりやすい。故に
ローゼンバーグのとった行動は効果的だ。だが、こういうやり方は対象に感情移入するほど
辛くなる。そうか、だから距離を置いたままだったのか?

最後に、強く共感した言葉を形を変え、添える。
《喪失の危機は、本当の想いに気づかせる、深淵からの囁きでもある》 なんて 終いです
[ 2007/07/07 22:42 ] [ 編集 ]

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エル・カザド 14話

過去編なんだけど相変わらず分かるんだか分からないんだか(笑)理解力が乏しいのが露呈しちゃうよ!
[2007/07/05 08:47] URL オイラの妄想感想日記

メイプルリーフ

『人間の運命は人間の手中にある』
[2007/07/05 00:28] URL tune the rainbow

エル・カザド 第14話「メイプルリーフ」

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[2007/07/04 12:44] URL 恋華(れんか)

エル・カザド 代14話 「メイプルリーフ」

エリスの過去話。…って、3人しか出なかったぞ。静さんもビックリだ。
[2007/07/03 22:25] URL 目立たなくてもいいよね

エル・カザド 第14話「メイプルリーフ」

「好きだから……」
[2007/07/03 21:25] URL 反逆者を追え!
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