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エル・カザド 第9話 『掘る女』

?アニメ エル・カザド 第9話 『掘る女』 について?

【 消えた行方 ?掘る者たち? 】

少年は彼女の映像の行方が消えゆく様を眺める?拷問?という名の再教育を。
男は雇い主に彼女たちの行方が消えたという?報告?を。
女性は彼女たちの行方の?語り?を。

一人の女と少女は、とあるお嬢様の為に?銀の十字架?を探すという?穴掘り?の手伝いをしていた。

                             
『 ナディとエリスが姿を消した。 ・・・・・・・・・二人は・・・掘っていた・・・。 』 (ヘイワード)
【 イリスという少女 ?不思議なお嬢様? 】
賞金稼ぎの男につけ狙われるナディとエリス。
ナディが心配していたのは弾切れという戦闘の体勢が保てていなかったことだった。
しかし、彼女たちが辿り着いた先は、人の気配も微塵もない廃れた街だった為、銃弾すら調達できないという
厳しい状況下にあった。
仕方なく、ナディは水をエリスはガソリンと、それぞれの役割分担を決め、彼女たちは各々に動き始めた。
ナディはいち速く、水がある古びた井戸を見つけるが、樽は錆びていた為、引っ張った反動で井戸の底へと落ちてしまった。
エリスに縄を持って来るようにエリスに指示を与えるが、縄を持った状態でエリスまで井戸の底まで来てしまっていた。
ナディは機転を利かせ、銃に縄を括り付け、井戸の頂きに投げつけるが、縄の長さが足りない為、失敗してしまう。
もう少し長い縄が必要だと聞いたエリスは、驚異の脚力で井戸内部の地面を蹴り上げて進むが、頂きに辿り着く直前に、
自分たちを狙う賞金稼ぎの男が街に来たと、驚異の?聴力?で察知した。
その為、ナディとエリスは井戸内にあった扉の先へと進み、?銀山?の内部を歩くことになった。

内部にて、ナディとエリスはイリスという天然お嬢様との邂逅を果たした。
事情をお互いに話した結果、共に仲良くなり、イリスの家へとお邪魔することになったナディとエリスだった。
イリスは何かを掘る為に銀山に潜んでいるというのだ。


【 意外な失敗パート? ?危険な潜入後の結末? 】

少年の再教育の為に、偽って国内国外旅行と称した一人のエージェント、ローゼンバーグ。
今回は一度目の失敗を繰り返さず、無事に克服し、侵入に成功したヘイワード。
だが、その後の出来事が失敗だった。
潜入した時の反動で、眼鏡を落としてしまい、仕舞いにはそれを自分の足で踏んでしまったのだ。
壊れた眼鏡はヘイワードには致命傷。
やはり、視力が低いのだろうか、彼女には眼鏡が必要であるみたいだ。
侵入に成功する算段はつけたものの、その後のアクシデントにより、再び彼女は出直す決意をするのであった。


【 銀の十字架 ?心の楔? 】
イリスは、当時50人くらいの人が住んでいたが、今では銀山の意味はなく、そこは閉鎖され、廃れた街となり、
誰一人居ないその街で使わせてもらっているという。
彼女は、父親から将来設計も出来ていない自分の為に奇妙な宝地図を与え、?銀の十字架?を探すという目的を
実行していた。
彼女は学校卒業後の将来を教授に訊かれたが、自分では定まっていなく、自分の??を見つけていなかったこともあり、
今は父親に言われたことを??として歩んでいるようなものだった。
銀の十字架は、今から約400年前にこの街の銀山に隠されたという。
その後、幾度の採掘作業により、何本もの坑道が掘られ、もはや地図通りの地点とは合致しなくなったらしい。
それでも、イリスは父親からの?言葉?を頼りにし、自分の?意思?でもない人生を歩んでいるのだった。
そう、彼女には自分の?意志?というものが未だに備わっていなかったのだ。
今までの人生も、そして、今の人生も。
(黙々と意思も定まらずに講義を受ける姿勢と、飽きもせずに穴を掘る作業をすることなど)
ヒトは、意思があって初めて、意志が生まれるのだから。

ナディとエリスを狙う賞金稼ぎが銀山をダイナマイトで襲い、彼女たちを生き埋めにしようと企んでいた。
崩れ掛けたことをきっかけに、ナディはお嬢様風のイリスに自分たちのせいで迷惑をかけたことを謝り、一刻も早く
脱出を試みることを優先させる。
だが、イリスは危機的状況下にあるにも拘らず、自分はただ?機械?のように穴を掘り続けようと実行していた。
そこで、ナディはイリスに教えてあげた。
?人間なのだから、自分の意思で動きなさい?と。
そして、ナディはイリスを抱擁し、女神のように悟りを授けるように説得した。
イリスは初めての?温かい心?を感じ取ったかのように、自然と脱出する想いに駆られたのだった。

やがて、賞金稼ぎの男が目の前に現れると、ナディはこの時の為に借りていたイリスの拳銃で構え、
すぐさま狙いを定め、見事に撃破する。
しかし、賞金稼ぎの男は撃たれてなお、転んでもただは起きず、所有していたダイナマイトで自らを犠牲にしてでさえ、
ナディたちを殺そうと目論んでいた。
ナディはエリスとイリスがこちらに来ると同時に逃げるように命令し、自分もすかさずに爆破から間一髪の所で逃れ、
全員無傷で事を凌いだのだった。
だが、それも束の間、爆撃の振動により鉱山の上層に亀裂が入り、崩壊し始めていた。
ナディたちは崩れ行く岩盤を避けながら、早急に出口を見つけようと必死になるが、辿り着いた先は袋小路であった。
迫り来る岩盤の前に、もう後もなくなったと諦めたイリスは嘆いた。
『 あぁ、もう終わりですわ…。 やはり、お父様のお言いつけ通りに?銀の十字架?を探していれば…うぅ…。 』
意味不明かつ矛盾を帯びた天然さのイリスの言葉に、ナディは呆れた顔で水を差すように言った。
『 …それじゃ、もう死んでるって…。 』
イリスの言葉で先のエリスとのやり取りが蘇り、二人の天然さには正直、疲れきっている模様のナディであった。
『 エリス、地図は?(出口の場所を訊いたつもりで) 』
『 出口まで、あと?3センチ?。 』
ナディは、危機的状況思考と不明瞭な安全思考とがあい重なり合い、曖昧な気分に陥っていた。

だが、女神は女神に微笑んでくれたようだ。
ナディの顔に、まるで女神からの後光が差すように、眩しい光が岩の隙間から照らし出されていたのだ。
それに気付いたナディは、出口であると推測し、エリスとイリスに希望の光を与えるように掘ることを命じた。
彼女たちは掘り終えると、目の前にはまさしく女神に相応しい、?銀の十字架?が神々しく飾られ、座していた。
ナディは大喜びをし、エリスは感情的ではないが、喜んでいた。
しかし、唯一の目的を持ち、それを達成した瞬間であるというのに、イリスは大喜びもせず、ただ無表情のまま
立ち止まっていた。
彼女は解らなかったのだ。
その理由は、自分の?意思?で始めたものではなく、相手からの?言いつけ?から始まったものであったからだ。
即ち、始めから、イリスには自らの??というものが存在せず、その?視えない道?だけを歩んでいたから、と
いうこと。
そして、イリスの?家庭環境?も大いに影響しているだろう。
親からの?教え?が自然と彼女には只の受け入れとみなされ、そう育ててしまった親の責任も、ということだ。
かくして、イリスには途方もない、?視えない道?を達成したのだった。


【 崩れた楔 ?ヒトの宝物? 】
達成したのは良かったが、すぐに銀の十字架の聖域も上層から岩盤が崩れ落ち、すぐにでも脱出する羽目に
なってしまったナディたち。
ナディたちは無事に脱出することに成功したが、銀の十字架は岩盤に埋もれてしまった。
その結末は、イリスにとっては?ヒト?として成長するきっかけになったこともあり、幸いということになった。
昔、幾度の採掘作業で地図が塗り替えられたように、ナディとエリスとの採掘作業で?イリスの心?も塗り替えられたようだ。
そう、イリスは今度は自らの?意思?で?銀の十字架という宝物?をもう一度、探すという自らの?意志?を見出したのだから…。
そして、イリスはナディとエリスに誓った。
昔の人たちの銀の十字架を探すという熱い想い、それを見つけた時の達成感、その感情の在り処…。
それらを、偶然がくれた?宝物?として、彼女は胸の内に秘め、人生を歩むことを…。
全ては、ナディとエリスとの邂逅が、イリスの?道無き旅路?を導いてくれたのかもしれない。
エリスもまた、?道無き旅路?の上にて、自分の欲しいモノ、?ウイニャイマルカ (永遠の場所)?を目指す決意を表した。
それは、ナディからの教えによるもの。
エリスは、自分の欲しいモノを目指し、ヒトの感情的表現の一つである?喜び?の意味を理解しようとしていた。

ナディたちと別れたイリスは、最後の最後で?自分らしさ?という大きな過ちに気付いてしまった。
いざこれから掘る決意をした彼女は、洋服を着替えてから始めようと決心したのだが、その肝心の洋服は全て岩で
埋もれてしまった銀山の中にある…。
彼女は暫し、立ち止まり、沈黙した後、 わたくし、どうすれば…? 』 と?自分らしさ?を表現しているのであった。

『 巨大な銀の十字架が発見されたという報告は…、今もって入っていない…。 』 (ヘイワード)

(終)

<感想>
『 ヘイワードさん、でっかいドジっぶりです! 』 (By アリス)
またもや失敗、ヘイワードさん。
しかしながら、彼女には意外とドジというチャームポイントがあるようですね。
それはともかく、今回の特別ゲストにはイリス役に桑島 法子さん。
イリスというキャラが、MADLAXの?マーガレット?と似たようなキャラだったので、まさか狙った役だったのかもですね。(ぇ
世間知らずで天然なお嬢様、そんな感じの共通点があった気がします。(ぁ

次回タイトルは、 『 天使と暮らす男 』 です。
『 天使と暮らす男 』
ヘイワードの潜入捜査成果の表れか!?

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人の違い

>観鳥さん
コメントどうもです!

 >今までの常識のまま、言われたままで在れた者。足りない事ばかりなれど少しずつ学んでる者
  前者はエリス、後者はイリス、それぞれに当てはまりますね。
  この差が〝人としての違い〟なのでしょうかね。
  やはり、〝発端〟が全てを狂わす、そんな気がしてなりません。

 >いわれたからやっている、それだけでは、願いは他人のモノのまま。
  これぞ、自己認識というやつですね。
  その有無の違いで、嘘という〝本物〟は存在しないのでしょうね。

 >言われたことを、当たり前のようにこなせてきた。期待に応えようとするモノのある種の必死さは、ない
  必死さがキーとなりますね。
  必死にやるということは、自分なりに考えて行動している基準になるはずですからね。
  この有無の差で、人としての道は異なります。

 >自分なりに納得して、自分のモノにしていかなきゃ、教えてくれた人のためにも、ね。
  まさにイリスのことですね。
  良い意味と悪い意味が混同した表現に視えてきて、考えさせられます。
  人は人と接しながら成長していく。
  最初から一人では、何もすることが出来ないのだから。
  だから、今でも誰かの助言が必要、そうやって生きてきたのだから。
  とまぁ、これがイリスの根源なのでしょうか。(ぇ
  あとは、彼女次第、彼女の道を歩むことを祈るばかりです!(ぇ
[ 2007/06/02 17:54 ] [ 編集 ]

他言“ヒトゴト”

どれほど素晴らしかろうと、どれほど心地よかろうと。 嘘は現実とは違うように
いわれたからやっている、それだけでは、願いは他人のモノのまま。
言われたことを、当たり前のようにこなせてきた。期待に応えようとするモノのある種の必死さは、ない

“言いつけ・忠告" 成さねばならぬ命令?いや、進むべき道の一つ それぞれの理
それは、言われたその時は ただ従っているだけで丸をもらえるかもしれない
でも、教えてくれる人が隣に居ないとき。“何故、どうしてそうしたのか"解らないから、一人では

自分なりに納得して、自分のモノにしていかなきゃ、教えてくれた人のためにも、ね。
[ 2007/06/01 23:13 ] [ 編集 ]

籠“カゴ” 取り巻き包む

【二人】 エリスとイリスは似ている 共に他人のいうことを素直に聞き、実行する。だが、少し違う

“エリス"人形・実験体・魔女   “イリス"妹・お嬢様  共に天然で箱入り娘
 だが、片や研究所から“連れ出された” そして、自分の常識が通じない世界を旅してる。  
 片や、今まで生きてきた町に残り、一人引きこもってお宝探し。 
今までの常識のまま、言われたままで在れた者。足りない事ばかりなれど少しずつ学んでる者
 確かに少し違う、そう思えた理由の一つは これだろうか
[ 2007/06/01 21:56 ] [ 編集 ]

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掘る女

「出口まで、あと3cm」
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