アニメ もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの 『マネジメント』 を読んだら 第10話(最終話) 『みなみは高校野球に感動した』【 個人の責任 ~真摯さ~ 】※原作(小説)は既読済み
真摯さという言葉には“心”という文字が詰まっているのだろうと思います。
言葉遊びですが、“しんし”と読んで“心思”という言葉があります。
経営学に人の心は必要(人を見て判断する)ないんじゃないかと思う方もいると思いますが、
本編で夕紀が言っていたように成果は純粋に大事ですが、“過程(プロセス)”も大事であるということ。
過程には個人の道のりが描かれ、その中に個人の責任が絡んでいるからです。
責任とは個人の想いが無ければ果たすことができません。
ドラッカーは経営学の視点で責任という言葉の中に本来詰まっていなければならない個人の意思を
組み込んで考えていたのだろうと、この原作を読み、またアニメを視聴して感じました。
だからこそ、原作者はこのストーリー上で起点として 『みなみ』 と 『夕紀』 を主に取り上げ、
二人の過程と成果の狭間に“心”を入れたのだろうと考えました。
つまり、真摯さとは心思さであり、人が行動する為の原動力がそれだと言いたいのです。
そして、個人の責任へとそれは転化し、組織形成へと結びつくのでしょう。
みなみと夕紀、二人のマネージャーが 『真摯さ』 をモットーにした一つの組織を形成した物語と言えると思います!
―――私も責任を持って病気と闘ったよ! みなみ!――― (宮田 夕紀)とまぁ、いきなり痛々しい記事ですが、数年ぶりかのようなブログ更新です。
第10話(最終話) 『みなみは高校野球に感動した』 (動画)
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【
もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの 『マネジメント』 を読んだら】 (公式HP)
ついに3月14日(月)の午後10時55分からもしドラのアニメが始まります!
事前に紹介アニメが放送されました。
ブログにアップするのは平日の為、難しいかもしれませんが、書けたら書きます。
もしドラ 第0話 (動画)
さて、話は変わりますが、昨日の地震には驚きました。
大震災がくるのでは・・・とさえ縁起でも無いことを思ったくらいです。
そうそう、会社近くから東京タワーが観れるので、タワーのアンテナが曲がっている様を写真に撮りました。

アナログ波が・・・送出側で一部死んだそうです。
ちなみに地震による影響で電車が止まっていた為、昨日の帰宅時間は本日の午前3時くらいでしたw
皆さんはこの小説をご存じでしょうか。
『もしドラ』 と略される 『
もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの 『マネジメント』 を読んだら』。
これが、アニメ化されるそうです。
原作は150万部を突破している模様です。
毎週は購入していませんが、今回の週刊ダイヤモンド (11月6日号) を購読して、アニメ化について初めて知りました。
来年2011年の3月中旬頃から
NHK総合 (アナログ1ch,デジタル011ch) にて、
午後10時55分?の枠で、
全10話 (1話25分) 放送予定とのこと。
原作は既読済みですが、まさかアニメ化されるとは思ってもみなかったです。
原作をご存じでない方は以下、概要を週刊ダイヤモンドを基にしてまとめましたので、ご参考までに閲覧ください。
【もしドラって何?】 ごく普通の高校野球の女子マネージャーの川島 みなみが主人公。
彼女は甲子園出場の夢を見ており、とんだ勘違いから入手したピーター・F・ドラッカー著の 『マネジメント [エッセンシャル版]』 に魅入られた。
みなみは 『自分たちの野球部が何故、ここまで弱いのか』 という単純な疑問から出発し、マネジメントつまり組織経営に必要な 『真摯さとは何か』 を念頭に考え、
監督を始め、野球部員たちに助言していく。
その過程には、監督の加地 誠への人事相談、とある病気で入院している元女子マネージャーの宮田 夕紀とお見舞いという名の部員たちとの面談、
そして秀才1年生女子マネージャーの北条 文乃による新練習メニューの考案が伴っている。
みなみは持てる人員たちを使い、覇気の無かった野球部を改善させていく。
各人の強みを生かす経営手法で、みなみたちの野球部は悩みや答えを出し合い、チームという組織を一つにしていく青春物語。
〔著者〕
岩崎 夏海さん
・秋元 康氏に師事し放送作家として活躍後、『AKB48』 のプロデューサー等に携わる。
〔
原作参考動画〕
〔個人的感想〕
経営の視点で野球部を更生させていく点は面白かったです。
どうでもいいですが、主人公がみなみという名前だったので、『タッチ』 を連想してしまいました。
いかにも狙いすぎかなぁ?と。 (多分、殆どの人が認知している 『タッチ』 を基に親しみ易い名前にして連想し易くしたのでしょうね)、
それはともかく、人間関係が主なキーワードで、結局のところは小学校・中学校・高校と各教科を学んできた基礎が要となっていくのが解りました。
国語:読解力=意図を読み解く力
数学:思考力=疑問への答えを導く力
理科:実証力=実験を繰り返して確証に至るまでの証明する力
社会:応用力=物事の経緯の発端を理解する力
英語:度胸力=何事にも立ち向かえる力
こんな感じでしょうか。
内容としては奥深く、ストーリーとしては少し切なくと割と楽しめる流れになっていると思います。
〔アニメ版の川島 みなみ〕
原作と異なり、スマートでキリッとして少し大人びています。
